自宅は古い家なので、2 部屋続きの和室があり、そのうちの 1 部屋を寝室として使っています。
その部屋と部屋の間に欄間があって、特に冬はその欄間から風が吹きおろしてくるので、顔にタオルをかけて寝ていました。
しかしもうガマンの限界！ということで思い切って欄間をふさいでやりました（笑）。
▽ 出来上がりはこんな感じ。マスキングテープが所々に見えてますが、見なかったことにしてください（笑）。 ▽
ふさがれた欄間ちゃん（左側）
ふさがれた欄間ちゃん（右側）
やり方としてはプラスチックダンボール（プラダン、ダンプラ）でふさぐ方法にしました。プラダンには防音効果もあるらしいので。
これで今まで暖房効果が半減していたのが、暖房効率もグッと上がり、電気代の節約に大きく貢献してくれると思います。
具体的なやり方は、以下のとおりです。
用意するもの
- プラダンシート
- 養生テープ（マスキングテープ）
- 両面テープ
- カッター
- 定規
- プラダンシートに貼る木目調シート（模様などはお好みで）
- カーペットの切れ端など（プラダンシートをカットするときに、床を傷つけないようにするため）
作業工程
まずプラダンシートは、近くのホームセンターで 180 cm × 90 cm を 2 枚買ってきました。
なぜ 2 枚買ったかというと、欄間の片側に 2 枚重ねて張り付ける方が、より暖房効果、防音効果があると考えたからです。
プラダンシートは、ネットでも買えますのでチェックしてみてください。
TRUSCO ダンプラ養生シート3ｍｍ厚×910×1820 乳白色
プラダンシートをカット
欄間の大きさは約 170 cm × 40 cm だったので、まずはプラダンシートの 90 cm 側を半分にカットし、4 枚分確保。
次に微調整しながら、欄間の大きさに合うようにカット（欄間の幅や高さは左右で微妙に違うため）し、実際に欄間にはめ込んで確認してください。
カットするときには床を傷つけないように、プラダンシートの下にカーペットの切れ端やダンボールなど敷いておくと良いと思います。
マスキングテープを貼る
欄間にマスキングテープを貼っていきます。※貼る前に乾いた布などでほこりなどふき取っておいてください。
プラダンシートを貼り付けるところはもちろん、欄間とその外側に隙間が空いている場合に、その箇所にもマスキングテープを貼っておくことですきま風を防止できます。
この作業はマスキングテープの上に両面テープを貼るために行うのですが、もし元の欄間の状態に戻すときに欄間があまり傷まないようにするためでもあるので、マスキングテープは貼っておいて損はないと思います。
両面テープを貼る
ここは説明はあまり要らないと思います。先ほどのマスキングテープの上に、適当な長さに切った両面テープを貼っていきます。
ちなみに私はこの両面テープが 1 つでは足りず、途中でもう 1 つ買いに行くことになったので、私と同じくプラダン 2 枚重ねにする場合はあらかじめ 2 つ用意しておくと良いと思います。
木目調シートを貼る
プラダンシートの色のままで構わないという人は、ここは省略してください。
私の場合は一応部屋の雰囲気に合わせるために、プラダンシートの上にこの木目調シートを貼りました。（ちなみにプラダンシートの色は半透明でした。）
きれいに貼るコツは、まずプラダンシートを敷き、その上から木目調シートを空気を抜きながら貼っていくときれいに貼れます。
【注意：貼るときに角を合わせて貼ろうとすると、だんだんずれていって失敗します・・・（体験談）。木目調シートの四方を余らせて貼っていきましょう。】
そしてプラダンシートからはみ出した部分をカッターで切り取って完了です。
二人でやると楽に貼れますよ。
アサヒペン スーパーメイクアップシート S2-A11 45cm×2m
プラダンシートを貼り付ける
そして最後にプラダンシートを慎重に両面テープの上に貼れば完成です！
ここは一発勝負なので、細心の注意を払って作業してください。
私の場合は、プラダンシートを左右それぞれ 2 枚重ねにしたかったので、1 枚プラダンシートを貼り、そのプラダンシートに両面テープを貼り、その上に木目調シートを貼ったプラダンシートを貼り付けました。
欄間をふさいだ後はこんな感じ。
以上が「切って貼るだけ！誰でも簡単に和室の欄間をふさぐ方法」の解説でしたが、いかがだったでしょうか？
1 人で休み休みやっても 2 、 3 時間で完成しましたので、家族 2 、 3 人でやればあっという間に完成すると思います。
欄間からの吹きおろしにお悩みの方は、是非トライしてみてくださいね。
▽ 【木造住宅の地震対策】 「耐震シェルター」という考え方 ▽
